企業インタビュー

大学で何を学び、何を見つけたのか。
その過程を知り、自分を理解することが就活の鍵に
コマースリンク株式会社


コマースリンク株式会社
代表取締役社長
永山淑子さん

独自の技術でお客様と消費者をつなぐ

――コマースリンクとは、どのような会社ですか?
「2003年7月に設立し今年で13年目、現在はニフティ株式会社のグループ会社です。大企業グループであると同時に、非常にベンチャー気質を持った会社ですので、二面性があります。ベンチャー企業さんから見たら落ち着いていますし、大企業から見ると自由闊達にやっているように見える、そういった部分はメリットだと思います」

――どのような事業を手がけられていますか?
「分類するならば、ウェブマーケティングの会社です。基本的には、ECに絡む商取引をされているお客様の集客を支援しているのですが、その方法は2つあります。1つはソリューション。ウェブサイトから商品データを集める〈クローリング〉、その集めたデータを〈最適化〉し、それを〈検索〉出来るようにするという3つの技術を持っています。この技術を使って、お店が持っている商品データを、ほかの検索サイトやアフィリエイトなど、それぞれのメディアに適した形にチューニングする『データフィードサービス』という事業があります。これは弊社が日本で最初に手掛けました。お店を運営するお客様と、どうしたらより良い成果を出せるのかを話し合いながら出来上がったサービスです。
そしてもう1つはメディア。『ショッピングサーチ.jp』では、この独自の技術を使い、商品名、価格、写真、スペックなど、サイトによってバラバラになっている商品データを集めて最適化、消費者が分かりやすいように整理し一覧で比較出来るようにしています。消費者は欲しいものが見つかり、お客様からすると、買いたい消費者を商品棚の前まで連れ来てくれる。私たちは、商品データをもって消費者とお店をつなぐ会社なのです。位置情報を絡めた『monococo』という新しいメディアもありますが、この技術を使って今後も様々な展開が出来ると考えています」

そして、自発的に考え、学ぶ姿勢が重要

――必要なスキルはありますか?
「弊社の場合はエンジニアか、それ以外に分かれていますが、エンジニアは全体の20%くらいです。それ以外は、企画、運営、販売を担っています。エンジニアの場合、プログラミングスキルなど当然必要なものもありますが、いずれにしても大切なのはコミュニケーション能力です。部署間をまたがり、いろいろな人と支え合い、分担しあってやっているので、自分が何をやっているのかをきちんと伝えて、だからこそ、これをやって欲しいと相手を動かす力がなければならないのです」

――どのような人材を求めていますか?
「社風を一言で言うと『すごく真面目』。一緒に働きたい人材も同様で、一番求めているのは『誠実・謙虚・素直であれ』ということ。ごまかし、嘘つきは嫌いです。謙虚、素直であることは、人の話を聞いて成長出来る基盤になります。当社が200社ほどの大手企業とお付き合いがあるのは、それだけ信頼していただいているということですが、それは当社のスタッフが真面目にサポートしているから。コマースリンクだったら任せておこうというお客様の期待に応えるには、『真面目にきちんと出来る人』でなくてはならない。2番目は自発的であること。やらされている仕事ほどクオリティの低いものはないので、こうやったら良くなると改善し進めていけること。また、業界の成長が早いので、勉強を怠らないことも大切です」

リフレッシュするからこそ仕事のクオリティも上がる

――福利厚生などで特徴的なポイントはありますか?
「当たり前のことを当たり前にやっている会社ですので、福利厚生などの制度もとてもきっちりとやっているのが特徴です。労働時間も1分単位で管理し、手当ても総額支払われますし、残業を少なくする指導もきちんとやります。時間で縛ることが大事ではないのですが、馴れ合いになるようなことはやりたくないですから。きちんとリフレッシュしないと仕事のクオリティも上がりません。有給休暇も1年目から20日出していて、消化率は75%ですので休暇も取りやすいと思います。育児制度も整っていますが、これも最近ではなく設立当時から当たり前のこととしてやってきています」

大事なのは大学で何を学び、何を見つけたのか

――最後に学生たちに就活の応援メッセージをください。
「現在は、エントリーシートの書き方、面接の受け方など、就活に関する情報が多々ありますが、それらは企業が求めていることとアンマッチな気がしています。学生さんには、まずは大学での勉強をしっかりやってください、と伝えたい。経済状況によって難しい場合もあるかもしれませんが、大学でしか出来ないことは必ずあります。勉学がそのまま直接社会で生きることは少ないです。それよりも学ぶプロセス。課題を見つけ出し、論理的に整理して論文を作り上げる。この過程の考え方は社会で全部生きてきます。面接では、バイトやサークルの成果はいりません。会社としてはその成果が欲しいわけではなく、それよりも、何がやりたくて大学で勉強をやったのか。そこで何に気づき、どう生かせると考えたのかを知りたいのです。自分をきちんと理解してそれを伝えることが、必ず就活の役に立つはずです。学生時代はもがいてもいいんです。私も学生時代は適当でしたから(笑)。ただ、一生懸命考えていた。大事なのは、どうもがくか。逃げずに正面から取り組むことが大事だと思います」

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