企業インタビュー

不安定な時代だからこそ、自らにバリューをつけるべき 若い力を引き上げる、成果主義の現場


アクサ生命保険株式会社
HRビジネスパートナー部 採用&スタッフィング 内海智美さん

社会的ニーズの変化に対応した革新的なサービスを提供

――まずは、事業内容を教えてください。
「アクサは1817年にフランスで生まれ、世界64の国と地域で約1億300万人のお客様から信頼をいただいている保険・資産運用グループで、アクサ生命保険(以下、アクサ生命)は日本におけるそのグループカンパニーです。社会的ニーズの変化に対応した革新的な商品やサービスを提供することで、お客様の安心でよりよい人生の実現をサポートし、信頼され選ばれるパートナーになることを目指しています」

――入社後はどのような業務を行なっていくのですか?
「『営業部門』と、マーケティングやファイナンス、ITなどの『非営業部門』があり、入社後は自分のやりたい仕事を選んでいただき選考に進みます。新卒は部門別採用なので、望まない仕事に就くことはありません。外資系で成果主義なので、年功序列の概念がなく、本人にポテンシャルがあって任せられると判断した場合、1年目でも2年目と同じ業務をしていただくこともあります。能力さえあれば、若いうちからどんどん力をつけられる会社です」

――どのような社風ですか?
「風通しのよさが特徴です。若い人の意見を取り入れたいという意向があるので、入社年次などにとらわれず建設的に話せば自分の意見が伝えられます。リバースメンタリングという、40〜50代の役員・幹部社員が若手社員から若者の消費動向やSNS等のコミュニケーションツールの活用の仕方などについて学ぶ「逆メンタリング」のセッションも行なっていて、社長自ら若手と話す機会を作っています」

アクサが求めるリーダーシップ行動

――どのような人材を求めていますか?
「アクサグループには7つのリーダーシップコードがあります。ビジネス上の優先課題を理解し、自分の仕事が及ぼす影響を考えて行動できる〈戦略的思考〉。社内外のステークホルダーとの間で信頼関係を築き、配慮の行き届いた対応を心がけることができる〈顧客志向〉。既存の概念にとらわれず、イノベーティブなアイデアで変革を起こす意欲を持ち、自ら行動できる〈変革のリーダーシップ〉。高品質な成果物をタイムリーに提供することができる〈結果志向〉。現状に満足せず、積極的に自己開発や人間的成長に向けた取り組みが継続してできる〈能力の強化〉。チームの目標達成のため、主体的且つ積極的に協力して行動できる〈チームワーク〉。所属を問わず組織を越えアイデア・知識・情報を共有できる〈チームを越えたコミュニケーション〉。こういったコンピテンシーを持った学生さんに来ていただけると嬉しいですね」

――採用で重視しているポイントはありますか?
「主体性とコミュニケーション能力です。たくさんの組織の中で、様々な部門の人と業務を進めていく上では必要な能力です。また生命保険会社は、少子高齢化、マイナス金利といった時代において自らのビジネスモデルを変革していかなければ生き残っていけませんので、新しいアイデアが出せるか、柔軟な発想ができるかという要素も大切です」

――外資系企業なので英語のスキルは必須でしょうか?
「英語を話せる人は今年の内定者でも40%くらいです。社内に外国人もいますし、グループ内でのやりとりは英語になるので、自ずと身についてきます。採用においては、語学力よりもポテンシャルを重視しています。また、営業部門の場合は全国の営業店に配属になるので、英語を使うことはあまりありません」

多様性を柔軟に受け入れ、社員の満足度を高める環境

――アクサならではのユニークポイントは?
「年に1回従業員の満足度調査『スコープ』を行い、部門別の改善アクションを次の1年をかけて実行しています。従業員の満足度のスコアは各グループ企業ごとの経営指標になっているので、役員自ら率先してより働きやすい環境作りを主導しています。シンガポールの研修施設『AXA University』では、海外の他のグループ企業の優秀な社員と交流、研修できる機会がありますし、福利厚生でユニークなものとして、ブラインドサッカーの日本代表選手2名を含む3名がセラピストを務めるマッサージルーム『リラクサ』があります。イントラネットから申し込めば業務時間中にマッサージを受けられます。トップアスリートから身体をケアしてもらえるので、すごく人気です」

――どういった経緯でマッサージルームを作ることになったんですか?
「アクサは、『障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現する』という日本ブラインドサッカー協会のビジョンに共鳴して、2006年から支援しています。弊社にはダイバーシティ推進室があり、同協会が雇用面での課題解決に動いていた時にお手伝いできればと始めました。現在は社内のほとんどの部門に障がいのある方が働いています。そうすることで、社会に今必要なことに気づいたり、お客様の立場に立った柔軟なものの見方ができるようになったりするなど、社員も新たに気づくことが増えました。年齢、性別、国籍、障がいの有無を問わず、ポテンシャルを活かせる機会があるのもまた、弊社の特徴です」

安定よりも、自らの価値を高めることが先決

――人事担当として就活生にメッセージをいただけたらと。
「私が接点を持って来た学生さんを通して感じたのが、安定を求めている人が多いということです。ですが、今は終身雇用の時代ではありません。一般職を希望する女性も多かったのですが、何十年後かにはもしかしたらそのポジションがAIにとって変わられているということもあるかもしれません。経済、雇用情勢も不安定な時代だからこそ、若いうちから自らの価値を高めることができる環境に身を置いてほしいです」

――そういった点では、御社の環境は挑戦のしがいがありますね。
「外資系というとシビアなイメージがあるかもしれないですが、弊社の場合は、多様な働き方を尊重し、家族を大事にしながら働ける環境も整備されています。女性でいうと、産休後の復職率は99%ですし、復職後家庭とバランスをとりながら仕事ができているかを知るため3年後の定着率も測っていますが、それが95%。育児休暇を取る男性社員も多いので、育児の大変さを知って、職場の働くママを大事にしようという雰囲気もあります。周りのサポートも大きいので、長く勤められる会社でもあると思っています。また、意外かもしれませんが、定年退職を迎える社員も多いのです。」

GROW magazine

あなたのグローバル人材としての強みを伸ばし、弱みを克服するTIPS満載のウェブマガジン。メルマガに登録して、グローバル企業への就職を勝ちとろう!

メルマガ登録はこちら